はあー、入社式緊張した!
明日から病棟勤務だけど、メモ帳以外になにをもっていけばいいんだろう?
国試合格おめでとう!いよいよ看護師人生スタートだね!
いろいろ不安があるみたいだからアドバイスしていくね。
今回は、私も活用してる看護グッズについて紹介するよ。
このページでは、現役病棟看護師upaがおすすめする実際に使用している看護グッズを紹介します。ぜひ参考にしてください!
※ここでは病棟看護師として業務を行う場合に準備していたら役立つものをご紹介します。施設によって備品で使用できるものもあると思いますのでご参考までに、ご覧いただければ幸いです。
文房具編
看護師の日常業務ではメモをすることや、用紙を使用することがほとんどです。
あると絶対に役立つものは以下になります。
- 多色ボールペン、マーカー
- バインダー
- 医療用ハサミ
- 電卓または電卓付きタイマー
- メモ帳
1.多色ボールペン、マーカー
看護師の日常業務ではメモが必須になります。
例えば情報収集をする場合、患者さんの疾患、状態などの基本的な情報やそれぞれの患者さんの本日のイベント(点滴、検査、保清など)は黒、勤務交代の申し送りで追加された情報や業務については青、ダブルチェックが必要な事、確実投与が必要な薬剤や、確実に行わなければならない観察についてメモをする場合は赤で記載する。
このように自分の中で色分けする項目を明確にしてメモを行うことで、メモを確認する時に一目でわかったり、申し送りを行う際に伝えやすくなったりしますよ。そのため多色ボールペンやマーカーを準備することをおすすめします。
ちなみに、私は良く物を無くしてしまうため無くしても悲しくないように同じ安いボールペンを何本も買っています。(笑)書き終わったらポケットに入れたり、終業後は定位置に保管するなどを心掛けることが大切ですね・・・。
気を付けてはいるんだけどね~。忙しくてそのまま次の業務をしたり、早く帰りたい気持ちでポケットに入れっぱなしにしちゃうんだよね。
2.バインダー
情報収集に使用した用紙、患者さんに提供するパンフレット等、電子化が進む中でも紙媒体は業務内で多く使用されます。
私は百円ショップで購入したバインダーを使用していますが、二つ折りになっており、左側にも付箋や、クリップ、用紙を収納できるものもあるみたいですね。
3.医療用ハサミ
ハサミは褥瘡や術創部などの創処置でよく使用します。また、普通のハサミとは違って、刃先にガードがついていることや落とさないようにクリップ付きのストラップがついている部分も、患者さんを傷つけないように工夫されているポイントです。そのためハサミを購入する際は医療用ハサミをおすすめします!
4.電卓または電卓付きタイマー
電卓は、点滴の滴下速度を計算する際や、薬剤を指示された量に準備する時の計算などで使用します。
私は電卓付きタイマーを愛用しています。
電卓付きタイマーは、その名の通り、電卓、タイマーはもちろん、点滴の投与速度を計算してくれる機能が付いていてとても優れものなのです!
投与量、投与時間を入力するだけで投与速度を出してくれます。それに加えて、スタートを押すと「ピッ、ピッ」と音が出るため、その音に合わせて滴下を合わせると計算した投与速度になるため、いちいち「5秒に1滴くらいか。」と考えなくて良いのです!
でも今って機械で点滴するのが主流じゃないんですか?
患者全員が輸液ポンプを使用して点滴をするわけではないんだよ。
輸液ポンプは血管外漏出があっても投与し続けてしまうなど、デメリットもあるんだよね。
この電卓付きタイマーは業務に追われている時は得に助かっているよ!
5.メモ帳
メモ帳は必ず準備しましょう。
先輩から教えてもらった事は必ずメモすることをおすすめします。
なぜなら、1度教えてもらった事を、今度は自分が実践するからです。
また、ただメモをして終わりにするではなく、メモした内容を振り返りながらその内容について自己学習したことを記載することをおすすめします。実践するためには知識を習得することが必要だからです。
私も何気なくやっている看護技術も、新人の頃に振り返りや自己学習をしたことで行えている事だと考えます。必ず今後に活きるてくるので頑張ってくださいね。
観察、アセスメント編
受け持ち患者さんの観察は必須です。観察やアセスメントを行う際、これはあった方がいいなと思うものは以下になります。
- 聴診器
- ペンライト
- 秒針付き時計
- パルスオキシメーター
1.聴診器
聴診器は主に呼吸音、腸蠕動音、心音の聴取などに使用します。学生時代に購入したものがあればそれを使用するのが妥当でしょう。
2.ペンライト
対光反射の観察に使用します。眼球の観察は脳神経のアセスメントには必須なので、必ず準備するのが良いでしょう。
3.秒針付き時計
秒針付きの時計は滴下合わせに使用する他、呼吸回数の測定や、脈拍の測定に使用します。ポケットにぶら下げれるようにクリップ付きのナースウォッチもコンパクトで良いですね。私は腕時計型の時計を使用しています。
4.パルスオキシメーター
経皮的動脈血酸素飽和度(SPO2)は、呼吸器疾患だけではなく、周手術期患者や、心不全などの循環器疾患など幅広い疾患において、身体状態のアセスメントに必要となります。病棟等、施設の備品として準備されているところが多いと思いますが、いざ使用しようとしたら全部使われていたという事もあります。また、安価なものでも5000円以上はするため、必ず準備する必要があるわけではないですが、受け持ち患者さんの観察をスムーズにできるので、準備することをおすすめします。
その他、あると便利なグッズ
次に、必ずしも購入する必要はないけれど実際に私が使用していて便利だなと思ったものをいくつか紹介します。
- 手持ちライト
- ポケットに入るペンケース
- ウエストポーチ
- クランプ鉗子
1.手持ちライト
夜勤中のラウンドで使用する時に使用しています。首から下げれるものや、手持ちタイプのものなど様々です。
私は電球型のLEDライトを使用しています。明るさは2段階で調節でき、暖色なので患者さんの負担になりにくいです。サイズ感もスクラブのポケットにもすっぽり入るので落としにくく、パソコンの上においても邪魔にならないないのが良いところですね。ぜひご参考ください。
2.ポケットに入るペンケース
私はポケットになんでも入れ込んでしまう癖があります。いざ取り出そうどしたとき、ないないとドラえもんのように焦ってしまうことも多々ありました。そんなとき、ポケットに入るペンや小物ケースがあると便利ですよ。
ペンだけではなく、タイマーや、アダプタキャップなどの小物も収納でき、ポケットの中で散らからないのが特徴です。かわいい柄のものもたくさん販売されています。自分好みのものを選ぶことで、仕事へのモチベーションアップにもつながりますね。
3.ウエストポーチ
上記ではポケットに収納するペンケースを紹介しましたが、肩こりの原因にもつながってしまうためポケットにはなるべく物を入れたくないという方には、腰に巻くタイプのポーチをおすすめします。メモ帳などもすっぽり入り、すぐに物を取り出せるのが特徴です。私の職場でも愛用している方が多いので、おすすめですよ。
4.クランプ鉗子
鉗子はドレーン類や、尿道留置カテーテルをクランプする場合に使用します。備品として施設においてあるところが多いと思いますが、私は必要時にすぐに使えるように私物を使用しています。
まとめ
以上が私がおすすめする看護グッズになります。
診療科によっても、必要となる物品や看護グッズは異なると思うので初めから準備しようと思わず、働いてみて、これが必要だなと思った物を購入するのがおすすめです。備品として使用できるものもあるため、お金をかけすぎず、自分に必要なものを準備していきましょう。
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